今回ご紹介させて頂くのはカラートタングレー。
慶應義塾普通部様より、「技術家庭科(技術科)」の金属加工の授業で使用されるということで、ご依頼を頂きました。
カラートタングレーを材料として、工具箱を作られるということです。
箱型を作るのは展開図を考えても結構難しく・・・また、それを組み上げて蓋付工具箱を作るとなるとかなり様々な技術を要します。
社内で「どんな工具箱になるのだろう」とワクワクドキドキしておりました👀✨
そして頂いた写真がこちら
なんて素敵な工具箱なんでしょう。想像以上の出来映えに一同ビックリ😲❢
折り曲げ加工や穴あけ、切断等の様々な加工が施されており、蝶番や持ち手、掛け金まで付けられて
平たい板が「工具箱」へと完成されています✨✨
実際に作業をした生徒の皆様はもちろんのこと、怪我をしないようにご指導される先生のものづくりへの思いがひしひしと伝わってきました。
世の中はとても便利になり、欲しいものは何でも「製品」の形で手に入ります。
一般的に金属板はなじみが少なく、ご自身でDIYをする方でも、木材は使う事があっても金属板はなかなか手を出しにくい素材のようです。
中学校技術科の授業でこれだけのものを扱う学校は現在では少ないようですが、生徒の皆様はこの工具箱を自分の作った記念の品として誇らしく思われることと思います😃
彼らが大人になって何かを作ろうと思った時に、この経験を活かして金属を身近なものとして使っていただけたらな、と願います。
単なるグレーの板を、こんな素敵なものづくりにご活用頂き大変嬉しく思います。
ありがとうございました！
